社員ブログ【霧島日和】更新しました!
詐欺被害にご注意ください!! 令和元年7月10日
今回は詐欺の話です。
会社所在の西東京市では、毎日のように詐欺被害への注意喚起を
呼びかける無線放送が流れています。
オレオレ、振込めなど、さまざまな詐欺手口があり、腹立たしい限りです。
先日、見知らぬ屋根業者から【屋根が壊れている】と言われて
訪問セールスを受けた方より相談の連絡がありました。
ハシゴを積んで、ご自宅へ訪問したのですが
外観は古く補修が必要な時期ではありますが、屋根が壊れている箇所は
目視ではわかりません。
でも訪問業者からは、壊れた屋根材を見せられたそうです。
それがコレ↓
のし瓦です。
のし瓦は屋根の棟部分(頂上)に設置する瓦で、瓦の継ぎ目から
雨水が侵入しないように、数段積み重ねて施工します。
屋根に上がらないと破損個所がわからないので、屋根上に上がってみます。
あっ、壊れてる
それも外観では見えない場所が、、、
壊れてるけど、すごく不自然です。
【どこが?】
①風雨など自然の力で壊れたなら、冠瓦もズレるし不自然すぎます(ジェンガみたい)
②崩れた泥がいかにも最近壊れましたって感じ、泥は雨に打たれると少しずつ雨樋に
向かって、流れ出すのですが全然流されていない。
訪問業者は屋根全体を直さないとダメと言い、費用は500万円と告げたそうです。
ひどい話です。
訪問セールスをして、自分で壊し工事のきっかけを作り、高額な工事代金を投げかける。
仕事の受注にならなかったら壊した箇所は知らんぷり、ほんとクズですよ!!
みなさんご注意ください
【屋根・外壁などの訪問セール対策として】
①ドアホンを鳴らされても相手にしない、帰ってもらう(帰ってと意思表示しても
帰らない場合は不退去罪に抵触する場合があります)
②屋根に上がらせない、外壁に触らせない(①で完結してしまうのですが、見せれば
今回のように壊したり、不安をあおるような話をしてきます)
③見積りしますと言われても、個人情報を教えない事(その個人情報が他の詐欺に利用
される可能性があります)
話がそれましたが、壊れた屋根は直して帰ってきました。