社員ブログ【霧島日和】更新しました!
ペンキの調色 令和2年7月10日
住宅など建物の壁下地のほとんどは石膏ボードで仕上がっています。
この素材、耐火性は優れていますが強度がイマイチで、物をぶつけたりすると
破損してしまうことも珍しくはありません。
たとえばこのように↓
この壁はペンキ仕上げなので、専用パテで穴埋めした後に
着色をして仕上げる予定です。
ちなみにパテ処理はこんな感じ↓
パテ処理をした周辺に、なにやら汚れのような
色ムラになっているの判りますか?
これは塗装屋さんが塗料を調色して、色の確認をしています。
パテの下から上に向かうにつれて、壁の色と近くなっているのが判ります。
写真では判断しにくいですが、パテ真上にも色を塗っています。
その色で、仕上げた壁がこちら↓
何処を補修したのか判らなくなりました、さすが職人技!!
塗装は誰でも出来る簡単な作業として扱われがちですが
下地処理や調色の技術を見ていると、塗装の難しさと専門職の素晴らしさを実感しました。