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社員ブログ【霧島日和】更新しました!

昭和56年がひとつの基準です。 平成28年5月1日

 

ブログ担当の渡辺です。

 

熊本・大分を中心に大きな地震が続き、これ以上被害が広がらないことを

祈るばかりです。

 

詳しい状況はわかりませんが、テレビの映像だけで考えると倒壊している住宅は

古い家が多いのが印象的です。

​古い家とはずいぶんとアバウトな表現ですが、過去の大地震より、この古い家の

耐震性を左右する一つの基準があります。

簡単に説明すると昭和56年5月31日 以前の耐震基準と、それ以降の耐震

基準で、大きく耐震性が分かれてきます。

 

参考資料↓

阪神・淡路大震災による建築物等に係る被害

 

 

これは阪神・淡路大震災における被害状況で、昭和57年以降の建物は被害が

少なく、被害のほとんどが昭和56年以前ということがわかります。

ですが、今回の地震では震度5を超える地震が連続しておきているので昭和56年

6月以降の建物が安全かというとそうではないと思います(震度5程度の地震が

​連続しておきているのが、どのように影響するのかが未知なのです)

 

今後、耐震基準の法律が変わる可能性があるのではないかと個人的には思って

います。

​いきなり耐震補強も難しいでしょうから、まずは家具や食器類が転倒したり

飛び出したりしない為の転倒防止金物を取付ける事が最初に行わないといけない

耐震補強だと、私は思います。

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