社員ブログ【霧島日和】更新しました。
70年前の普通な家 平成26年12月10日
社員ブログ担当の渡辺です。
12月に入り一段と寒さが身にしみてまいりました、今回のブログは仕事を離れて
プライベートで小金井公園へ外出したときのお話しです。
自宅から自転車で多摩湖自転車道(西東京市~多摩湖まで整備されています)をキコキコ。。
小金井公園も紅葉が終わりかけで、イチョウの葉が地面を埋め尽くし物寂しさを感じます。
私の目的は紅葉ではなく公園内の、江戸東京たてもの園です。
入園料も安いので、数年に一度足を運びます。
ここで必ず見るのが、有名な前川國男邸です(写真の建物)
日本の近代建築の発展に貢献した建築家で、上野公園の東京文化会館などの設計で有名です。
この移築された建物ですが、築70年経過していますが堂々としております。
開放的な吹き抜けの居間に気持ち良く差し込む日差し、昔も今も間取りの重要なファクターは
【日当り】なんですね!
有名建築家の建物なので、設計屋さんらしき人が多く、カメラ片手に食い入るように見ていて一言
「なんか普通だね」
そりゃ~、みんなが憧れて見たものを実務で真似していれば、斬新な建築も【普通】になってしまうでしょう。
70年前の技術で今も色あせず【普通】な建物であり続けるのは立派なものです。
私も長く愛される住宅建築に精進したいものです。